パワースポットとして有名
愛知県一宮市にある真清田神社はパワースポットとして知名度が高い場所で参拝客も多い由緒ある神社です。
真清田神社は金華山を祖山にしており、金華山の強力な気が真清田神社に流れ込んでいること言われています。
多くの人が訪れる真清田神社の魅力についてご紹介します。
真清田神社の由緒について
御祭神は天火明命で、天照大御神の孫神で太陽を神格化した神様とされています。
境内は一宮市の中心である本通りの正面にあることから、一宮市が神社を中心にして発展を遂げた町であることがよくわかります。
本殿や渡殿は平成18年から国の登録有形文化財に指定されている貴重な建築物です。
古い御社殿については尾張造りの形式だったのですが、昭和20年には戦災の影響により消失しています。
その後、本殿以下諸社殿や桜門の再興が行われるなどの出来事を経ています。
現在は拝殿や祭文殿、渡殿、本殿が存在しており、素晴らしい御社殿の姿を見ることができます。
真清田神社と呼ばれるようになったのは一宮市が木曽川の流域に沿って存在しており、木曽川の灌漑用水の水田地帯として発展していたという歴史が関係しています。
木曽川からもたらされる清くて澄んだ美しい水が水田を形成していたことが、真清田と呼ばれるようになった所以とされています。
真清田神社は平安時代から国幣の名神大社と認められおり、尾張国の一宮で多くの人から崇拝されていたという歴史があります。
順徳天皇が崇敬された際に舞楽面をご奉納されたことがあり、この時の舞楽面は重要文化財として現在でも大切に保管されています。
江戸時代になると幕府から神領として朱印領333石を奉りました。
第二次世界大戦後には一宮市の氏神として多くの人から親しまれる存在となり、周辺地域の方も訪れて厚い信仰心を寄せています。
真清田神社のおすすめスポット
パワースポットとして有名な真清田神社は、出世運アップやお願いごとが叶うといったご利益があると言われており、金華山の強いパワーの恩恵を受けることができる場所と言われています。
幅広い年齢層の方におすすめしたい場所ですが、やはり何らかの願望を叶えたいと考えている方はぜひ訪れてみることをおすすめします。
真清田神社にある神水舎の水は無病息災のご利益があると言われており、お水をペットボトルに入れて持ち帰ることも可能です。
明治天皇が巡幸された際にこの水が御膳水として明治天皇に奉られたというエピソードもあります。
また、この井戸には井戸覗きという風習があり、井戸を覗き込んで自分の顔を映すことで健康や家内安全を祈願できると言われています。
神水舎にあるおもかる石は自分で占いを行うためのもので、最初に石の重さを確かめてからお願いごとをして、もう一度石を持ってみると軽く感じられたら願いが叶うと言われています。